今回は、信越化学の基本情報や、評判・口コミ、仕事内容・キャリア、年収・待遇、転職活動時のポイントなどについて解説します。
信越化学の基本情報

正式社名 | 信越化学工業(株) |
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URL | http://www.shinetsu.co.jp/ |
英文社名 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. |
相場欄名 | 信越化 |
本社住所 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-4-1 丸の内永楽ビルディング |
電話番号 | 03-6812-2300 |
設立年月日 | 1926年9月16日 |
日経業種分類 | 化学 |
東証業種名 | 化学 |
指数採用 | 日経平均 JPX日経400 日経300 日経500平均 |
代表者氏名 | 斉藤 恭彦 |
資本金 | 119,419(百万円) (2024年3月時点) 日本基準 |
発行済み株式数 | 1,984,995,865(株) |
普通株式数 | 1,984,995,865(株) |
普通株式数(自己株除く) | 1,959,643,226(株) |
売買単位 | 100(株) |
決算期 | 3 月 |
上場市場名 | 東京証券取引所プライム市場 名古屋証券取引所プレミア市場 |
株主総会日 | 2024年6月27日 |
従業員数 | 3,680 人 |
平均年齢 | 41.9 歳 |
平均年収 | 8,865,000 円 |
初任給 | 280,950 円(※日経会社情報調査) |
主要製品
- 生活環境基盤材料事業:塩化ビニル樹脂、か性ソーダ、メタノール、クロロメタン、ポバールなど
- 電子材料事業:半導体シリコン、希土類磁石、半導体用封止材、LED用パッケージ材料、フォトレジスト、マスクブランクス、合成石英製品など
- 機能材料事業:シリコーン、セルロース誘導体、金属ケイ素、合成性フェロモン、塩ビ・酢ビ共重合樹脂、液状フッ素エラストマー、ペリクル、シリコン系負極材など
- 加工・商事・技術サービス事業:樹脂加工製品、技術・プラント輸出、商品の輸出入、エンジニアリングなど
信越化学の評判・口コミ

「退職の意思を伝えた後も、とても丁寧に対応してくれました。ボーナスも減額されませんでした。」
「この会社は世界的に高いシェアを誇る製品を多く持っており、将来性も安定しています。特に半導体や電子材料の分野では強く、今後も成長していくことは間違いないと思います。」
「寮に住んでいるとお金を使う場所がないので、よほどお金がかかる趣味でもない限り、知らない間に貯金が増えていると思います。」
「大手の化学メーカーで、社会貢献度の高い会社なので、働く価値があると思います。今は利益率の高い製品を作っているので、今後も需要は伸びていくと思いますので、将来性はあると思います。」
信越化学の仕事内容・キャリア
技術系総合職として採用されるので、いろいろな仕事を経験でき、キャリアアップにつながると思います。シンガポールや北米などへの派遣の機会も多く、語学研修制度もあるようです。会社は小さいですが技術力が高いので、仕事の幅も広く、同じ部署にいてもいろいろな仕事に携われるので、やりがいもあり成長できます。
信越化学の年収

有価証券報告書によると、信越化学工業の2024年3月期の平均年収は887万円(平均年齢41.9歳)でした。傾向を見ても、800万円後半から900万円近くと、非常に高水準の年収になっております。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2024年3月期 | 887万円 | 41.9歳 |
2023年3月期 | 877万円 | 42.2歳 |
2022年3月期 | 855万円 | 42.2歳 |
2021年3月期 | 849万円 | 42.2歳 |
2020年3月期 | 855万円 | 42.1歳 |
2019年3月期 | 856万円 | 42.1歳 |
職種別の平均年収は以下の通りです:
- 研究開発職:約739万円(570万〜904万円)
- 技術職:約643万円(300万〜999万円)
- コーポレート職:約743万円(660万〜830万円)
また、退職金制度も整備されており、定年まで勤続した場合、退職金は約3,000万〜4,000万円と推定されています。
信越化学の年収を詳しく知りたい方はこちら👇👇
信越化学の年収を徹底解剖(初任給/年齢別カーブ/等級・役職・職種別の相場感) | CareerLab
信越化学の福利厚生
基本スタンス
信越化学は「社員の生活基盤を整える」ことに積極的で、大手化学メーカーの中でも住宅関連の手当が手厚い部類に入ります。特に地方工場勤務が多いことから、寮・社宅・借上げ社宅制度が充実しており、若手〜中堅までは実質的に住居コストを大幅に抑えられるのが特徴です。
独身寮(新卒・若手向け)
- 対象:独身の若手社員(配属3〜5年程度まで)
- 自己負担:月額 5,000〜15,000円前後
- 設備:個室(ワンルーム型)、食堂付きのケースあり。水道光熱費込みで低額。
- 立地:工場近隣、または駅近に借上げた物件を寮として利用。
👉 実質的に「家賃の9割以上を会社が負担」してくれるイメージです。
借上げ社宅(独身・単身赴任・家族持ち用)
- 対象:寮卒業後の独身者、単身赴任者、既婚社員
- 形式:会社が民間物件を契約 → 社宅扱いで社員に貸与
- 自己負担:
- 独身:家賃の 10〜20%程度
- 既婚(家族帯同):家賃の 20〜30%程度
- 上限家賃:地域相場に応じて設定(例:首都圏 10〜12万円、地方 6〜8万円程度までが会社負担対象)
👉 家賃10万円の物件に住んでも、自己負担は2〜3万円で済むケースが多いです。
住宅手当(自己契約物件の場合)
- 対象:会社都合で社宅利用ができない場合など
- 支給額の目安:
- 独身:月 15,000〜20,000円
- 既婚:月 25,000〜30,000円
- 制限:借上げ社宅制度の方が優先。基本は「社宅か寮」に入る前提で、どうしても利用できないときに住宅手当で補う形。
単身赴任者への対応
- 単身赴任手当:月額 3〜5万円前後
- 帰省旅費:月1回分程度を会社負担
- 社宅:単身赴任者は「ワンルーム借上げ社宅」を利用可、自己負担は1〜2万円程度。
実際の負担感(モデルケース)
- 25歳・独身・地方工場配属・独身寮利用
- 家賃相当:6〜7万円の部屋
- 自己負担:5,000〜1万円
- → 実質家賃90%OFF
- 30歳・独身・関東勤務・借上げ社宅
- 家賃10万円
- 自己負担2万円(20%)
- → 手取り+8万円の効果
- 35歳・既婚・地方勤務・借上げ社宅
- 家賃8万円
- 自己負担2.5万円(30%)
- → 5.5万円分を会社負担
制度の特徴・他社比較ポイント
- 大手化学メーカー平均よりも会社負担率が高め(AGCや三井化学と比べても自己負担が低い傾向)
- 独身寮→借上げ社宅→持ち家と自然に移行できるキャリア設計
- 住宅手当単独での支給は弱め(基本は社宅前提)
- 地方工場勤務者ほど恩恵が大きい(社宅の空きが多く、実質負担が少ない)
まとめ
- 信越化学の住宅制度は 「借上げ社宅主体+自己負担2〜3割」 が基本。
- 独身寮は超低負担(5,000〜1万円程度)で、生活コストを大きく抑えられる。
- 家族帯同の借上げ社宅も条件が良く、同業他社より実入りが増えやすい。
- 住宅手当単独は限定的だが、総じて「住居コストが低く抑えられる会社」と言える。
信越化学の転職活動時のポイント
信越化学は、基本的に中途採用は人材紹介会社や転職サイトを通じて募集しており、ポジションにもよりますが、1回の募集で1,000人もの応募が集まる人気企業です。
そこから書類選考が行われ、応募者の2%ほどが面接に呼ばれるという情報もあります。中途採用の選考プロセスは、公式サイトでは非公開となっています。
口コミによると、一次面接は人事部長が担当し、和やかな雰囲気で進められるそうです。信越化学の中途採用面接に合格するには、経営方針を理解し、同業他社を調査しておく必要があります。
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