【三井化学元従業員による徹底解説~年収から福利厚生まで~】

転職

はじめに

・本記事では日本を代表する総合化学メーカーである三井化学株式会社を徹底解説していきます

・これから就職や転職を考えている方にお勧めの記事です

三井化学ってどんな会社??

・総合化学メーカーとして広範な事業分野で活躍する日本を代表する企業です。

主要な事業分野

  1. 基礎化学品
    • オレフィン類: エチレン、プロピレンなど。これらは、ポリプロピレンやポリエチレンなどのプラスチック製品の原材料として使用される。
    • 芳香族化学品: ベンゼン、トルエン、キシレンなど。これらは、塗料、接着剤、医薬品などの原材料として重要である。
  2. 機能化学品
    • 高機能ポリマー: 自動車部品、電子材料、包装材などに使用される特殊ポリマー。
    • コンパウンド: 特殊添加剤をブレンドしたプラスチック材料。

基礎化学品から高機能化学品、健康・農業関連製品、環境・エネルギー関連事業に至るまで、多岐にわたる製品とサービスを提供する総合化学メーカーです。

 

三井化学の年収

22年度の有価証券報告書をみると年収の平均は892万円となっています

実際はどうなのでしょう。

【職群】
C職(Creative:全国および海外転勤の可能性あり。大卒、大学院卒)
P職(professional:工場もしくは支店ごとの採用。転勤なし。高卒)
*P職はC職よりも給与が低い。P職50歳とC職32歳が同程度の給与。 C職内で事務系(事業、アドミニストレーションなど)、技術系(研究、プロセスエンジニア、設備エンジニアなど)に分かれる。

大まかな年代ごとの年収例です↓↓


C職 給与グレードと年収

L1,L2:年収420~510円

H1:年収500~580万円

H2:年収550~630万円

H3:年収620~700万円

G1,G2,G3:年収800~1,000万円

G4(チームリーダー):年収1,000~1,200万円

G5(グループリーダー):年収1,500万円

G6(事業部長):年収2,000万円

G7(役員):年収2,000~3,000万円

*G1から管理職。G1~G2に職位はなく、G3~G4が課長クラス。
*G1~G2は管理職だが残業代支給あり。

C職 昇進目安

L1→L2:学部卒で3年、修士卒で1年

H1→H2:2年(博士卒はH1からスタート)

H2→H3:2年

H3→G1:3年(学部卒11年目でのG1昇進がだいたいの目安となる)
※G1へは8割程度昇進可能

G3→G4:昇進は5割程度
※優秀なら早くに昇給可能

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賞与と評価制度

【賞与】

賞与は年2回 5~6か月分程度。

※以前までは業績の良し悪しにかかわらず、少し高いor変わらないことが多かったが
 計算式の変更があり、業績による変化が大きくなった。悪いときはしっかり下がる。

【評価制度】

評価は良い順に

W-S-A3-A2-A1-B-C  ※最近A評価が細分化された

ほとんどがA評価であり、頑張ったらS。 非常に優秀な人でW評価。

また、S評価以上を数回取ると管理職にあがる年齢(32)が1年早くなる

三井化学の福利厚生

休暇制度】

  • 年間休日数122日
  • 完全週休2日制(土・日)
  • 祝日
  • 年末年始
  • 年次有給休暇(20日)
  • 単身赴任帰宅休暇
  • 結婚休暇(連続8日)
  • リフレッシュ休暇(連続2日/毎年)
  • 介護休暇(有給)
  • 看護休暇(有給)
  • 社会活動休暇(有給)

【住宅補助関係】

・家賃補助や持ち家補助はなく、各事業所に社宅、寮が完備されている。

・独身寮:負担額月1~2万円

・社宅(既婚者が入居):負担額月2.5万円 ※40歳以降は10万円程度まで負担額が増加する

※重要※
三井化学の社宅、寮は社員からも非常に評判が悪かった

社宅、寮ともに老朽化が進んでいるところが多い。また、2~3人でルームシェアとなり
風呂、トイレも共有である。

女性は借り上げ社宅が用意されところもあります

外部でアパートを借りても十分な給料はもらえるので問題はありません

三井化学に中途入社するには

三井化学への中途入社ですが、大手企業の割には意外と簡単に入れるかもしれません

高卒の場合製造オペレーターとなりますが未経験の人も多く入ってきます。

ただ、化学業界の最王手ということもあり高卒、大卒みな優秀な人が多いです。

中途入社でも年齢による裁量をしてくれているイメージでした。面接時にしっかり確認しておきましょう。

経験者の場合、無職期間がなくすぐに転職した人は高卒入社でストレートに上がるランクと同じランクに位置ずけされる人もいました。多少下がる場合もあるので、こちらも面接時に確認が必要です。

今までスキルを積み上げてきたわけですから、強気に出てもいいかもしれません。

三井化学の社風

三井化学は良くも悪くも昔の日本の企業といった感じです。

頑張った分は評価してもらえますが、特に頑張らなくても普通の評価をもらえる。

大企業はまだまだ年功序列文化が残っているほうが多いですね。

最後に

三井化学徹底解説いかがでしたでしょうか

今後も三井化学関連、化学業界関連の記事を増やしていきますので就職、転職の際お役に立てれば幸いです

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